教科書検定制度は廃止すべし! ― 2007/03/31 21:28:10

 文部科学省は30日、06年度の教科書検定結果を公表した。対象は主として高校2年生以上が来春から使用する教科書で、日本史に記載された太平洋戦争末期の沖縄での集団自決について、従来認めていた「日本軍の強制」とする記述に初めて検定意見を付け、教科書会社は強制性に関する記述を修正した。文科省は「最近の学説などの状況から、日本軍の命令が明らかとは言い切れない」と説明している。(毎日新聞)

 また国が歴史教科書にケチをつけた。
 また嘘をついて、まるで沖縄の人たちが自ら死を選んだとでも言わんばかりのことを教え込もうとしている。

 確かに、集団自決に追い込まれた人たちは、軍人に殺されたわけではないから、“自ら死んだ”ということはできるけれど、それが軍の命令でない確たる証拠があるのか?
 あの時代、あの時期、「生きて虜囚の辱めを受けず」などと洗脳していたのは誰だ?
 一般国民を振り回し、好きに使ってみたり、暴力を加えてみたり、子供や年寄りを見捨てたりしたのは誰だ?
 軍人が直接言わなくても、「軍は“いざという時は、生きようとなど思わず、潔く死ぬべきだ”と考えている」ということが、あの時代の国民に伝わっていなかったと、文部科学省の官僚どもは本気で思っているのか?

 “人間として恥ずかしい”という感情ではなく(だから隠すってのは、間違っているけど)、“国民の生殺与奪権を握りたい”だけの政治屋どもの都合で、事実を隠すようなことは、本当にこれっきりにしてほしい。
 教科書の検定制度は即廃止すべし!
 国民には知る権利がある! 良いことも悪いことも、正しく知らされるべきだ!

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_ ペガサス・ブログ版 - 2007/04/04 23:24:38


性奴隷問題(従軍慰安婦問題)での安倍妄言による歴史改ざんに続き,今度は文部科学省による,沖縄戦に関する歴史教科書改ざんの強制が問題になっている.これまた前者同様,証言が新たに出てくるなどむしろ歴史の再認識・再確認の機会を一般に提供することになると思われる*.しかし,前者が日本の対外的な評価を劣化させたように,今度は教育の分野ゆえに,わが国の未来の世代の歴史認識を劣化させることが懸念さる.効果は遅れて現れ長期に及ぶため,より深刻とも言える.


現在の教科書「検定」制度自体が違憲であり撤廃すべきなのは論を待たない.しかし,このような不当な改ざん要求に対する事前の抵抗が全く表面に現れないというのも腑に落ちない.われわれはいつも,「検定」を合格したあとに,つまり文部科学省による「改ざん」が行われてしまった後に,この問題を知らされる.出版社や執筆者が文部科学省とのやりとりで何らかの抵抗を示し,それがメディアで伝えられれば,世論の力によってこのような“検閲”の悪弊を少しでも是正する機会があるだろう.しかし現在は,きわめて公的な性質のプロセスであるにもかかわらず,これが出版社と文部科学省との間の全くの密室談合として行われるため,その機会すら失われている.


業界やそれと文部科学省の関係におけるどのような構造が,あるいは業界人(出版社)や執筆者のどのような意識構造が,現在のような密室談合を許しているのか,ご存じの方があれば教えていただきたい.


これもやはり他の業界と同様に,お上には逆らえない,「シカタガナイ」で片付けられているのだろうか.もちろん大勢(たいせい)が体制順応であるのはいわば自然法則だが,問題は謀反者の人口比,abundanceである.これが0.1%なのかそれとも1%なのか,それによって社会の様相は激変するのではないだろうか.


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* これも低気温のエクスタシーさんが次から次に情報を提供している.また,きのうの「きっこの日記」もこの問題を取り上げた.
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