子供をもつことがなくてよかった・・・。 ― 2005/12/17 21:21:21

 小学生が命を狙われることが多くなり、行き帰りをどうしたら守れるか?という話になっているらしい。
 うちの近所も、「親ができるだけ送り迎えしてほしい」との回覧がまわってきた。
 専業主フらや、自営業、家で仕事をしているような人ならそれもできようが、仕事をしている普通の親には、そんなことできるわけがない。
 なのに、場合によっては、「子供を守るのは親だけなのに」などと非難するような言葉も見られる。
 「おいおい」である。
 小学生くらいの子を持つ親は、ふつうは働いているでしょう? 多くの人たちは、どこかへ勤めていて、子供の送り迎えの時間に仕事場を離れるなんて、どうやったらできると思うんだろう。

 “子供を育てながら働ける”社会を目指すために協力しない会社は、ダメな会社である。
 でも、“毎日の学校の送り迎えのために、会社を休むのを許さない、早退を許さない”会社は、ダメな会社ではない。そんなことをさせてくれるような会社はありがたいだろうけどね(でも仕事にならんじゃないか)。

 地域によっては、時間に余裕ができたご老人に見回りをしてもらうようにしたところもあるらしい。
 それはそれでいいと思うけれど、どちらかというと、学童保育みたいのをもっと充実させて、親が帰ってくる時間まで預かってくれるようなシステムのほうがいいんじゃないかね?

 もうひとつの「塾で殺された子」について言えば、塾が謝罪の広告までうっていたけれど、私は塾に問題があったとは思えない。
 停学の事実や、停学の理由を知らなかったことは問題かも知れないけど、それは、塾講師として要求される資質と関係があるのだろうか?
 恐らく彼は、たとえ停学中でなくても、殺された児童と出会っていたら殺していただろうし、「お金が欲しい」だけの人間であったなら、彼女を殺すこともなかっただろう。
 どちらかといえば、猫も杓子も塾へ行くということのほうが問題じゃないのかと思うんだけどな。

 私が小学生の頃は、こんな事件は稀だったし、塾なんぞ行かなくても大半の子は勉強はできた。
 今はそうではない、というのであれば、なぜ子供を狙う輩が増えているのか、なぜ塾に行かなくてはならないのか、というそっちの原因を究明するほうが良いと思う。
 何はともあれ、子供をもつことがない私にはしなくていい心配だ。ちょっとほっとする。

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