樹木への愛情2006/12/02 21:30:41

 部屋の窓からの眺めが変わった。
 前の公園の木々がばっさりとやられてしまったのだ。

 ここ2、3年の間に集中的に、といっていいくらい、こんな悲しい光景が繰り返されているのはなぜなのか、誰か教えてくれないだろうか。
 家から駅までの道も、会社の周囲も、ひどいものだ。痛々しくて、涙が出そうになってしまう。
 ある場所は工事のためだったから、建設会社の奴らが何も考えずに掘り返したのだと思うけど、他のは確実にいわゆる“植木屋”の仕事のはず。
 だとしたら、彼らは“植木屋”などと名乗っておきながら、樹木への愛情はこれっぽっちも持っていないとしか思えない。
 “植木屋”なんて名乗りは便宜上であって、多分、ただただ植木を切り倒すだけを商売にしているだけの人たちなんだろう。確か、切り落とした枝や木そのものって、産業廃棄物扱いになるらしいから。

 樹木はもちろん再生する。
 でも、伐採のされ方によっては、再生までに時間がかかる。もとのように蘇るかどうかもわからない。
 なのに、どうしてあんな枝の落とし方をするのだろう? どうして一番美しい時に切り落としたがるのだろう?

 自分の手足を切り落とせとまでは言わないけど(言ってもいいけど)、髪を勝手に切られたら、爪がはがれたりしたら、骨を折ったら、痛いでしょ? 嫌でしょう?
 今日見た街路樹(あれをそう呼ぶなら)は、多分数年前に切られたはずだけど、全く再生できず、葉が一枚も繁らず、枝も伸びず、夜は悲鳴をあげているように黒々と見えて、さぞグロテスクだろう。
 あのままで、街路樹なんだろうか?というくらいである。

 樹木の手入れをするのならば、自分のことにように思える人にやってほしいね。