国葬禁止令を制定すべし2022/09/30 22:03:04

 先日、国民の過半数が反対し続けた“国葬儀”が強行された。
 あれほど、日本の首相としてはあるまじき、「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した国賊(by自民党村上誠一郎元行政改革担当相)」の葬儀を、強行したのである。

 安倍某ほど、日本における民主主義を冒涜し、壊そうとした人はいない。
 反戦論者であった父方の祖父をではなく、A級戦犯である母方の祖父の愚考を引継ぎ、日本を戦争ができるようにするために改憲しよう、しようと言い続けた、首相でありながら、日本国憲法をないがしろにしようとした、首相でいる資格のない輩だったのに。
 お友達人事に明け暮れ、官僚・メディアに圧力をかけ、”イエスマン”集団に仕立て、官僚、自民党、メディアを忖度に明け暮れさせ、間接的であれ、国民のためにと必死で働いていた近畿財務局職員だった赤木さんを死に追い込んだ輩なのに。
 真相を知りたい遺族からの、これなら払えないと判断すると思って設定した多額の賠償金を、税金だからどうでもいいとばかりに、何もしないで認諾し、闇に葬り去ろうとするような輩なのに。
 国民の税金で、お友達を集めてどんちゃん騒ぎをし、法解釈をねじまげ、法律学者の反対を押し切って、戦争法案を押し通した輩なのに。
 女性活躍だなんだと言いつのり、いい顔をしようとしていたようだが、肝心な夫婦別姓法案や女性差別撤廃に努力せず、未だに男女格差はG7でも、東アジア太平洋地域でも最下位なままとした輩なのに。

 そんな輩を、「長期間政権を担ったから」という理由で、国会にも諮らず、旧統一教会とのお友達内閣だけで決議された”国葬儀”なるイベントを許していいのだろうか?
 まともな遺族なら、辞退するであろうイベントも、稀代のバカップルだった配偶者と遺族たちは最後まで辞退を言い出さず、イベント当日は、まるで喪主気取りだったとか。
 そんなイベントを、既に済んでしまったといって、許していいのだろうか?

 岸田政権は、税金で賄おうとした費用は、自民党、遺族、出席者で賄い、無駄なイベントを実施したことを、国民に詫び、退陣せよ。
 ただし、退陣前には、こんなイベントを二度と実施させないために、誰であっても、国葬は実施してはならないという、「国葬禁止令」を制定すべきだ。
 国葬に値するのは、(若干疑問に思わなくもないが)天皇だけだろう。
 それ以外のいかなる人間も、殊に、政治に携わったものは、決して国葬の対象としてはならないと規定すべきだ。

 家族葬以外のお別れ会をやりたいなら、文字通りの「お別れ会」を、所属している団体やら有志やらで実施すれば、どれだけの規模であろうが、自費でやる以上は誰も何も言わないし、弔意の強制もされないし、できないし、すべてが丸く収まるのだ。
 そんなことも理解できない政権に、政を任せることはできない。

 ようやく、国会を開くと思ったら、はなから国民をないがしろにするようなことしかしないのだから、ただひとつ良いこととして、“国葬禁止令”を制定して、退陣するのが一番いい。たったそれだけで、後世に誇れるものができるのだから。

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