人の権利をなんだと思っているのか2013/03/11 21:55:35

 某石破が「緊急事態が発生した場合、政府が国民の権利を一時的に制限できるように憲法を改正すべき」などとのたまわったとか。
 あの輩は憲法とは何かを本当に理解しているのだろうか?
 政府や独裁者に勝手に人の権利を弄ぶような憲法に変えられてしまった国がどうなっているのか、本当にわかっているのだろうか?
 もちろんわかっているだろう。でも平気なのだ。なぜならあいつらは人の権利を踏みにじっても、自分の権利だけは屁理屈で守ろうとするからだ。

 東日本大震災の被災者のために、国民のどんな権利を停止すると、彼らが守れるんだ?
 教育の権利か? デモの権利か? 婚姻の権利か? まさか最低限の生活を保障する権利とかいうのか?
 一番やってはいけない、戦争の権利はとうに制限しているのだから、他に制限できるような権利がどこにある?
 納税は権利じゃなくて義務だし、我々の権利を止めて何をしたいんだ?

 お前たちは人の権利をなんだと思っているんだ。自分を何様だと思っているんだ。

 憲法はよりよくする必要はある。
 でも、よりよくするためであっても、(今なら議員の)2/3以上の賛成がない限り、手をつけてはいけないものだ。
 よく考えずに適当に流された輩たちが1/2集まれば好きに変えられる憲法なんて、そんなのは憲法じゃないだろう。
 そういうことも理解できず、いや理解していて、自分たちの好きにできると勘違いしている輩どものいいようにされるなんて、そこまで日本人はバカなのか? 私は日本人だけど、絶対に嫌だ!

 我々の権利を制限していないから、被災者の人たちの生活を守れないなんて言い訳をするな。
 人の権利を制限しなくたって、被災者を助けることはできる。
 被災者を助けるためなら会社を長期に休んでもOKとか、税収をたくさん彼らにまわすとか、彼らの納税の義務を安定した生活が送れるようになるまで免除するとか、3月末で契約を切るようなまねをせずに、被災者に仕事を与え続けるとか、それって憲法を変えないとできないことか?

 自分たちの損得勘定ばっかりやってないで、いい加減にもう少し有益なことに頭を使ってくれませんかね?