連合は労働者を裏切った?!2017/07/15 22:08:44

 連合が自民党の“残業代ゼロ法案”“過労死促進法案”である、「高度プロフェッショナル制度」なるものに賛成した!

 年収1,075万以上が対象ということであれば、自分は関係ないと思う人も多いだろうけれど、この年収の基準がいつ下がるかわからないし、“研究開発や金融、コンサルタントといった高度な専門的知識を必要とする業務”がいつ変わるかもわからない。
 その他に企業側の義務として、「4週間に最低4日、1年間で104日の休日を確保する」の他に、「勤務間インターバル」「勤務時間の上限設定」「連続2週間の休日取得」「臨時の健康診断」のいずれかを選択することになっているらしいが、あとの義務のほうは“いずれか”を選択しろというのであって、全部を義務とすべきとはなっていない。
 だとしたら、例えば「臨時の健康診断」のみを選択したら、もう過労死し放題になりかねないのでは?

 連合は、労働者の味方、と思っていたが、実は全然違った?
 民進党があまりにもあまりにもふがいないから、そろそろ自民党に鞍替えしたほうがいいと思ったのか?
 来年のメーデーからは、連合の声がけにどれだけの労働組合が集まることになるのだろうか。

 まあ、いざという時頼るべきものは連合ではなかったと思ってはいるが、労働組合をまとめる組織は何になっていくのだろうか?
 それとも、もう労働者を守る必要はないと思っているということなのか?