開催されればこっちのもんってか?2021/05/03 21:17:12

 アスリートたちは、今もって、オリンピックを強行しようとしている自民党やIOCの輩をどう思っているのだろう?
 無観客にせず、子どもたちを強制動員しようとか、コロナ禍で医療機関が逼迫しているさなかに、看護師を500人派遣しろとか(過去看護師だった人に”暇な人は五輪を手伝って”と言ったとか?)、ワクチンを優先的に接種させるとか、入院も優先させるとか、「五輪を開催するんだから、そんなのは当然」だとでも本気で思っているのだろうか?

 聖火リレーの参加者も同様だ。
 中止が決定されないから、聖火リレーに参加しているのかもしれないし、万が一でも開催されるようなら、聖火リレーをやっておかなきゃと思っているのかもしれないけど、この状況下で、本当に、国を挙げて、オリンピックが開催できると思っているのか?
 この状況で、聖火リレーで誰かを励ませると本当に思っているのだろうか?

 各競技の試合は、オリンピックの有無に限らず開催されるものだろうけど、聖火リレーは、オリンピックがなければ不要なものだし、その費用で、どれだけの人が救えたかと思った時、聖火リレーを辞退したり、中止を進言したりする人が出てこないのはなぜなのだろうか?(多少は辞退者は出たけど、今も毎日のように走者を中継しているよね)
 あるアスリートは、「選手としてはできれば出場したい。でも国民としては反対」と言っていたが、これが正しい意見ではないのか?
 それでも選手としては、万が一でも開催されたら出場したいから、頑張るしかないかもしれないが、聖火リレーはなくたって、オリンピックは開催できる。
 だとしたら、せめて聖火リレーは中止して、その費用をコロナ対策に回しておけば、もしかしたら、1%くらいはオリンピック開催の確率はあがったのかもしれないけど、もう手遅れだろう。

 政府とIOCの愚者どもは、オリンピックがクラスターの元凶になろうが、開催後に取り返しのつかないほど経済が悪化しようが、どうでもいいらしいけど、アスリートや聖火リレー走者はその片棒を自ら望んでかつぎたいのか?

 聖火リレーやオリンピックの中止を決定しないがために、救える命を救えなかったことに、アスリートやリレー走者はどう向き合うつもりなのだろうか?

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